嘘つき隠蔽体質

『論壇の雄』?『知の怪物』?、元外務省主任分析官の不見識 / 日刊カルト新聞
http://dailycult.blogspot.com/2011/01/blog-post_2138.html

sagawa

財務省・佐川前理財局長が、これからたどる「苦難の道」(佐藤優) | 現代ビジネス | 講談社(2/4)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55045?page=2

まだ財務省が隠しているもの

佐藤:ところで今回、財務省はあの文書の中で、いちばん重要な紙を出していないんです。それは「表紙」です。

邦丸:表紙ですか。

佐藤:表紙には、どの役職の人間まで決裁をしたかという記録が残っている。

邦丸:決裁というのは、読みましたということですよね。読んで許可していると。

佐藤:それだけではないんですよ。実は私、今回の文書の表紙をあるところで見せてもらったんですね。そうしたら、近畿財務局の次長までしか決裁が取れていなかったんです。近畿財務局長の決裁は取れていない。でも、近畿財務局長が知らないはずがないんですよ。

これは外務省の業界用語だから、役所によって違うので、財務省ではどう呼ぶのか知らないですけれど「ツイハイ」という言葉があるんです。

邦丸:ツイハイ?

佐藤:「追加配布」の略です。すなわち、ヤバい案件だから自分はサインしたくない。だから、下にサインさせておいて、コピーだけを幹部に配るんです。

邦丸:ははあ〜。

佐藤:決裁を委託した、任せたという大雑把な管理責任はあるんだけれど、直接的な管理責任はないわけですよね。そういうふうにして逃げることがあるんですよ。

邦丸:証拠を残さないわけですね。

佐藤:少なくとも、自分が直接関与したわけではなかったと。だから謝る時も、政治家の圧力があったものと認めて謝るのではなくて、「部下に任せていたんですが、その部下が的確な判断をできなかった。そのことに関しては申し訳ありません」という謝り方をする。こういうの、官僚は好きなんですよ。

邦丸:へえ〜。

佐藤:それともう一つ、財務省が隠しているのは、この文書の秘密指定が何だったかということなんです。

通常この種の文書というのは、「取扱注意」──これは秘密文書ではないんですけれど、外に見せてはいけませんよということ、その次は「秘」──普通の秘密、それから「極秘」と、だいたいこの3段階に分かれるんです。

「極秘」の場合は、ひとつひとつの文書が誰のところに行っているかの記録が全部あるんです。ですから、この文書が極秘文書だった場合は、本当は誰に回っているか全部わかるので、その原簿があるはずなんです。「秘」の文書でも、配布先に関する資料はあるはずです。そこを隠していますよね。

邦丸:ふむ。

佐藤:それが出てくると、原本の段階で誰が知っていたのか全部わかるんですよ。

今回は80枚のA4版の紙を配り、みんなの関心がそこに集中したわけですが、いちばん隠したい「表紙」と「配布先」に関する情報を出していないんですから、極めて悪質度が高いですね。こうした情報公開のしかたを見ても、まだ全然諦めていない。彼らは「逃げ切れる」と思っていますね。
..

財務省・佐川前理財局長が、これからたどる「苦難の道」(佐藤優) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55045

死んだら楽になるんじゃないか、死んだら検察やマスコミの追及もなくなる、と思ってしまう。でも、これは違いますからね。

死んだら全部、被せられるよ。「亡くなったのは本当に残念だけれど、実はわれわれが知らないところで、この人が全部やっていました」と被せられるだけだから。

特に財務省のノンキャリアで、上からの指示で悪事をやらされた、そしてその時はそんなに意識していなかったという人、絶対に死んだらダメです。死なないで、真実を語ってほしい。それが国民に奉仕することであり、あなた自身の名誉とあなたの家族を守ることにもなるから。

だから、亡くなった方には本当に気の毒だけれど、心を鬼にして言います。それは私自身が、かつてそういう状況に置かれたことがあるから。

死んではダメ。死んだら悪いヤツが喜ぶだけです。真実を語ること。死ぬ覚悟になれば、すべてを語れる。そうすれば、世論はきちんと支持してくれるから。
..

『論壇の雄』?『知の怪物』?、元外務省主任分析官の不見識 / 日刊カルト新聞
http://dailycult.blogspot.com/2011/01/blog-post_2138.html
..

広告